フクイサウルス

【恐竜 動画】フクイサウルス

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フクイサウルス, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1592567 / CC BY SA 3.0

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フクイサウルス(学名:Fukuisaurus)は、中生代白亜紀前期(前期白亜紀)の半ばにあたるオーテリビアン後期からバレミアンにかけての時代、アジア大陸の中緯度・東岸部に棲息していた植物食恐竜。
鳥盤目鳥脚亜目イグアノドン類アンキロポレクシアに分類される。
tetoriensis の1種(テトリエンシス種)のみが知られている。
1989年(平成元年)、日本の福井県勝山市にある手取層群北谷層(地質時代:125.0–115.0 Ma)から産出した。
日本での記載前からの別名で「フクイリュウ(福井竜)」ともいう。
学名は Fukuisaurus tetoriensis と命名され、テイラーアンドフランシスの学術雑誌『Journal of Vertebrate Paleontology』の2003年4月11日刊行号に記載された。
これを受けて標準和名は日本語慣習読みで「フクイサウルス・テトリエンシス」になった。
Fukui-saurus 属名 Fukuisaurus の "Fukui" は、産出地が属する県の名でもある地名「福井(ふくい)」から採っている。
"saurus" のほうは、「トカゲ」を意味する古代ギリシア語普通名詞 "σαῦρος(サウロス)" に由来する分類学用新ラテン語名詞接尾辞 "-saurus(サウルス)" であり、「爬虫類」を意味するが、恐竜に用いられることが多いため、「恐竜」と意訳して差し支えない。
tetori-ensis 種小名 tetoriensis の "tetori" は、本種化石を産出した北谷層が属する「手取層群(てとり そうぐん)」から名を採っている。
これを「…産の」を意味するラテン語接尾辞 "-ēnsis(エーンシス)" と組み合わせた混種語が種小名で、ここでの語意は「手取産の」である。
発見された当時から記載されるまでの間、本種の日本語通称は「フクイリュウ(福井竜)」であった。
本種が新属新種として学名を与えられ、これに伴って標準和名「フクイサウルス」が成立してからは、「フクイリュウ(福井竜)」は日本における別名/異名(標準和名以外の和名)となった(シノニム〈分類学上の異名〉とは異なる)。
中国語では "Fukuisaurus'" を「福井龍(簡体字: 福井龙)」、Fukuisaurus tetoriensis を「手取福井龍(簡体字: 手取福井龙)」と漢訳している。
1989年(昭和64年/平成元年)から始まった恐竜化石調査で発見された。
比較的保存状態の良い頭蓋骨が採取されている。
1994年(平成6年)秋には全身骨格の復元が行われており、これは恐竜としては日本初の例となった。
2003年(平成15年)に新属新種の恐竜として命名・記載された。
ホロタイプ(正基準標本)は FPDM-V-40-1 と FPDM-V-40-2 で、前者は右上顎骨 (A right maxilla)、後者は右頬骨 (A right jugal) 。
パラタイプ(従基準標本)と合わせで総計16点で、多くは頭蓋骨の構成物である。
系統分類上での本種の位置については、亜目・下目・小目あたりに相当する階級未定の上位クレード(上位系統群)はおおよそ特定されているが、上科・科・亜科のクレードについては特定されていない。
原記載論文も、一説にはイグアノドン上科 (Iguanodontidea) イグアノドン科 (Iguanodontidae) に分類されると言及しているが、はっきりしたことは分からない。
大きくはイグアノドン類の一種であり、アンキロポレクシアのクレードに属しているが、その下位の進化型クレードであるハドロサウルス形類 (Hadrosauriformes) には含まれない。
全長 約4.7 m。
歯の特徴はモンゴルで発見されたアルティリヌスと似ている。
頑丈な上顎骨の構造(頑丈な上顎鋤骨の関節)はフクイサウルス特有のものである。

-フクイサウルス

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