タルボサウルス

【恐竜 動画】タルボサウルス

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タルボサウルス, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=325143 / CC BY SA 3.0

#ティラノサウルス科
#アジアの恐竜
#マーストリヒチアンの生物
#モンゴル産の化石
タルボサウルス(学名: Tarbosaurus、「恐れさせるトカゲ」の意)は、後期白亜紀の終わりごろである約7,000万年前のアジアに生息した、ティラノサウルス科の獣脚類の恐竜の属。
化石はモンゴルから発見されており、中国の一部からも断片的なものが発見されている。
数多くの種が命名されたものの、1999年以降の古生物学者はタルボサウルス・バタールのみを有効とみなしている。
本種は北アメリカのティラノサウルス属のアジアにおける代表種とみなす研究者もおり、この場合タルボサウルス属は余分となる。
タルボサウルスとティラノサウルスがシノニムでないとしても、少なくとも両者は近縁属であると考えられる。
同じくモンゴルから産出したアリオラムスはかつてタルボサウルスに最も近縁な親戚と考えられていたが、キアンゾウサウルスが発見されてアリオラムス族に記載されたことで反証が示された。
大半のティラノサウルス科のように、タルボサウルスは巨大な二足歩行の捕食動物であり、体重は最大5トンで60本もの歯が生えていた。
下顎には独特の固定機構がある。
体格に見合わないほど小さな2本指の前肢はティラノサウルス科によく知られる特徴であるが、タルボサウルスの前肢は体格と比べてその中でも最小であった。
タルボサウルスは水路が交叉する湿潤な氾濫原に生息していた。
この環境においてタルボサウルスは頂点捕食者であり、おそらくハドロサウルス科のサウロロフスや竜脚類のネメグトサウルスのような大型恐竜を捕食していた。
タルボサウルスは多数の化石標本が知られており、完全な頭骨と骨格も複数ある。
これらの化石により、系統学や頭骨の機構、脳の構造に焦点を当てた科学研究が可能となっている。
各成長段階を代表する標本の大きさ比較 ティラノサウルスよりもわずかに小型であるものの、タルボサウルスはティラノサウルス科で最大のものの1つであり、最大の個体は全長10 - 12メートルだった。
完全に成長しきった個体の体重はティラノサウルスの体重に匹敵するかわずかに軽いと考えられ、約4 - 5トンとよく推定される。
知られているタルボサウルスの最大の頭骨は1.3メートルを超え、ティラノサウルスを除くどのティラノサウルス科よりも大型である。
頭骨はティラノサウルスのものと同様に上下に高いが、特に後側では幅広でなかった。
頭骨が後側で広がっていないことは、タルボサウルスの目が直接前方を向いていなかったことを意味し、ティラノサウルスの立体視はタルボサウルスでは成立していなかったことになる。
頭骨には大きな孔が開いており、軽量化に役立っていた。
顎には58 - 64本の歯が並び、これはわずかにティラノサウルスよりも多い一方、ゴルゴサウルスやアリオラムスのようなティラノサウルス科の属よりは少なかった。
大半の歯の断面は楕円形をなすが、上顎の先端に生えた前上顎骨歯の断面はD字型であり、この異歯性はティラノサウルス科の特徴である。
上顎骨歯は最長で歯冠が85ミリメートルに達した。
歯骨では、歯骨の後方と関節する角骨の外側表面の縁により、タルボサウルスとアリオラムスに特有の固定機構が生み出されていた。
他のティラノサウルス科にはこの縁がなく、下顎は前者のものよりも柔軟性が高かった。
成体および亜成体のタルボサウルスとヒトの大きさ比較 ティラノサウルス科は体型においては多様性に乏しく、タルボサウルスも例外ではなかった。
頭はS字型の首に支えられ、長い尾を含む他の脊柱は水平に保持されていたタルボサウルスの前肢は小さく、ティラノサウルス科の中でも体格に対する比率では最少である。
前肢は鉤爪の生えた2本の指がそれぞれに備わり、近縁属と同様に鉤爪のない第3中手骨も複数の標本で確認されている。
また、ホルツの研究したタルボサウルスの標本における第2中手骨の長さが第1中手骨の長さの2倍未満であり、他のティラノサウルス科の第2中手骨は第1中手骨の約2倍の長さであったことから、タルボサウルスは他のティラノサウルス科よりも指 IV-I の退化が進んでいると彼は提唱した。
また、タルボサウルスの第3中手骨は比率としてアルバートサウルスやダスプレトサウルスのような他のティラノサウルス科よりも短く、通常第3中手骨は第1中手骨よりも長いが、ホルツが研究したタルボサウルスの標本では第3中手骨が第1中手骨よりも短かった。
前肢とは対照的に3本の指が前へ伸びた後肢は長く太く、二本足で体を支え...

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